1.原料豆
アラビカ種とは
コーヒー豆は大きく分けてアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の3種類に分けられます。「アラビカ種」はエチオピアが発祥の地と言われ、コーヒーが栽培できる赤道付近の地域の中でも、比較的高地で栽培されています。気象条件や病害虫の影響を受けやすく、とても栽培に手間がかかりますが、風味が豊かなため、高い評価を得ている品種です。
コーヒー豆について
コーヒーの原料となる豆は、実はマメ科の植物ではなく、熱帯に自生、もしくは栽培されるアカネ科に属する常緑樹で、その樹がつける果実の種がコーヒーのもとになります。コーヒーの実は赤く完熟し、さくらんぼに似ていることからコーヒーチェリーと呼ばれています。この実を割ると中から1対の種が出てきます。これがコーヒーの生豆です。この生豆を精製し、焙煎することで、皆さんがご存知の黒いコーヒー豆となるのです。